« 2008年10月 | トップページ | 2008年12月 »

2008年11月の19件の記事

2008年11月30日 (日)

ダメな自分にガツンと一発~栢野克巳『弱者の戦略』

 今日ご紹介するのは、一風変わった熱いビジネス書です。

 ここで言う弱者というのは、業界の中の弱者、後発組の企業、中小零細企業、新会社といったものを指します。これらがいかに既存の会社につぶされずに生きていくか、隙間を狙うかといったことがテーマとなっています。

 本書で語られる内容のベースとなっているのが、経営コンサルタントの竹田陽一氏の専門である「ランチェスター戦略」です。まさに「小が大に勝つ戦略」といえるでしょう。

 小さい規模の会社が大企業と同じやり方をやっていては、到底勝ち目はありません。一点突破のゲリラ先方的なやり方で戦っていく必要があるということです。

 と、まあこう書いてしまうと普通のビジネス書なのですが、ユニークなのは著者の半生を赤裸々に告白したり、著者が「やずや」の創業者と出会い学んだこと、家族で世界一周旅行に行ったことなど、多岐に渡っています。

 その分、やや内容が散漫で、構成にも若干難はあります。しかし、四十代でようやく転職に巡り会えたという著者の苦労話を読むと、自分も頑張らなきゃと、とても勇気が湧いてきます。

 そして、著者は人生の成功は「夢×戦略×感謝」であると説いています。それぞれ個別に重要性を強調している人はいるものの、実はこの3つのバランスが取れていけないということです。

 ビジネス書のくくりにはなりますが、読むと「やってやる!」という気になる、自己啓発的な内容も多分に含まれています。人生に行き詰まり感、閉塞感を感じている方は、ぜひ読んでみてください。きっと、何か得るものがあると思います。


<書籍情報>
『弱者の戦略 人生を逆転する「夢・戦略・感謝」の成功法則』
栢野克巳 経済界 2008年

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2008年11月29日 (土)

セミナーに出るときは「絶対に元を取る」意気込みで

 ビジネスや自己啓発のセミナーって結構いい値段しますよね。高額な部類だと1日8万円ぐらいのセミナーも見かけます。

 セミナーそのものの費用の他に交通費や、人によっては宿泊費もかかります。そしてお金だけでなく、そもそも貴重な時間、エネルギーを使って参加するわけです。

 ですから、セミナーに行くとなったら徹底的に活用するという意気込みを持ちたいものです。決して、「参加することに意義がある」ということだけにはならないように!

 分かってはいるんです、頭では。でも、うっかりすると何も考えないままボーっとしたまま当日を迎え、そのまま一日が終わってしまうことになりかねません。自分がそういう傾向があるので、セミナーに出るとなったら最低限次のことを心がけるようにしています。

・知りたいこと、質問したいことを事前にリストアップしておく。(セミナー中、解決したものはチェックをする)

・何事も積極的に行う。グループワークの発表、自己紹介など。

・参加者の方々となるべく多く話すようにする。たとえセミナーの内容が期待外れだったとしても、会話の中から気づきがあるかもしれません。

・「明日から何をするのか」というアクションを前提に、話を聞く。「いい話だった」で終わっては何の意味もありませんから。

・講師の人と直接話をする。最低限、握手をしたり、サインをもらったりする。素晴らしい人に接することにより、セルフイメージが高まります。

 セミナーはこういう心構えで臨んで、しっかり元を取ってくださいね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月27日 (木)

勉強する意義って何だろう?~喜多川泰『「手紙屋」 蛍雪篇』

 今日ご紹介するのは、喜多川泰さんの「手紙屋」シリーズ第二弾です。

 前作は就職活動中の大学生が主人公でしたが、今作は進路に悩む高校2年生の和花が主人公です。手紙屋との十通の手紙のやり取りの中から、勉強することの意義を見出していきます。

 手紙屋が登場するというだけでなく、前作とのつながりもあるため、前作のファンは読んで間違いのない一作だと思います。今作が初めてでも、全く問題ありません。

 自分が学生の時に、こんな本に出会いたかったなとしみじみ思いました。個人的には前作よりも好きです。

 以下、目次と心に響いた言葉の抜粋です。


一通目の手紙「勉強も一つの道具である」

勉強は「やらないよりは、やったほうがいい」というものではなく、「何のためにそれを使おうとしているのか」である。


二通目の手紙「学校で習うことだけが勉強ではない」

勉強という道具を使って手に入れようと考えるものがたくさんあれば、たくさんのものが手に入るし、何か一つしか考えていない人はそれしか手に入らない。


三通目の手紙「心の成長なくして、結果を手にすることはできない」

勉強というのは、自分をピカピカに磨いて、昨日とは違う自分になるためにある。

勉強とは、今までこの地球上に存在した人々が経験し、発見しては次の世代へと伝えてきたすばらしい知識や知恵を、今度は自分が受け継ぎ、自分のものにすること。

あなたは、勉強という道具を使って、自分の何を鍛えますか?
自分のどういう部分をピカピカに磨こうと思いますか?


四通目の手紙「自分が生きる意味は、自分でつくっていける」

自分の存在理由は、いくつでもつくることができる。大切なのは、どんなに小さな役割でもいいから、磨きはじめたらちゃんとそれを完成させること。何でもいいから一つ、「自分は◯◯の役に立っている」と心から思える物をつくること。

迷ってはいけない。一度つくると決めたら、それでよかったかどうかは問題ではない。まずは完成させてしまうのが大切である。そして、一つの意味を手に入れたあとで、また別の何かを手に入れていけばよい。


五通目の手紙「困難を可能にするのは意思の力」

意思の力を強く持ち続けるために、「勉強」という道具を使う。

あなたの中にも強い意志力はちゃんとある。それを使っていないだけだ。


六通目の手紙「成功するために必要なものは、方法ではなく行動だ」

人間の「想像力」は、そのまま「創造力」につながる。ある一つのことを強く、具体的に想像すればするほど、確実にそれが創造されていくのです。

「やるべきこと」というのは、決して「やらなければいけないこと」ではない。これを混同している人が多いから、「不快・退屈・苦痛」を感じてしまうのだ。「やるべきこと」というのは、本当は「将来の自分が、今の自分にやっておいてほしいこと」なのである。

想像だけでは実現しない。「実際に行動する」必要がある。行動を起こす前には「覚悟」が必要。


七通目の手紙「家に帰ってから最初に座る場所で、自分の人生が決まる」

あなたが帰宅後最初に座る場所を、自分の意志でコントロールする勇気があれば、あなたの夢は実現されたも同然である。それができれば、必死で努力する必要はなくなる。


八通目の手紙「何をやるかよりもっと大切なことがある」

絶対に忘れてはいけないのは、あなたが伸びる場所は、あなたが一人で勉強をする自分の部屋でしかないということである。(例えば、ピアノのレッスンを受けただけでは上達しない。本当にできるようになるのは、その後の反復練習をした人だ。)

何をやるかだけでなく、それを使ってどのように自分を磨くかまでを考えること。

絶対の自信というのは、反復練習によって生まれる。頭が真っ白になっても体が勝手に動く状態まで繰り返し繰り返し練習してこそ、何とも言えない安心感、つまり「心のゆとり」を持つことができるのだ。

「やらなければならないことが多くてゆとりがない」とよく言うが、何もしない日々が「心のゆとり」を生むかというと、実は違う。やるべきことが少ないと、何とも言えない不安、「心のあせり」を感じるものだ。


九通目の手紙「すべての教科が、人生を豊かにするきっかけになる」

本当に難しいことは、覚えることではない。忘れたいのに忘れられないから苦しむのだ。

あらゆる場面で人に対する興味を持っていくというのは、私たちが生きていく上で本当に大切なことである。私たちは人と関わらなければ生きていけないのだ。つまり、一人でも多くの人に興味を持って生きることは、自らの人生をすばらしくすることにつながる。


十通目の手紙「今日一日の勉強が、将来の世界を大きく変える」

勉強は、人の役に立つ使い方をしてはじめて「できる」という。

自分以外の誰かのために利用してはじめて、「勉強」という道具を正しく使ったことになる。つまり、人の役に立つ人になる、そのために勉強する。


<書籍情報>
『「手紙屋」 蛍雪篇~私の受験勉強を変えた十通の手紙~』
喜多川泰 ディスカヴァー・トゥエンティワン 2007年

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月26日 (水)

石井裕之「『心のブレーキ』の外し方 DVD」を見て(4)

 今回で終わりです。第3話から終わりまでを紹介していきます。


■ 第3話~ひとりひとりがスペシャル~

 私たちの究極的なニーズは何だろう?

 それは、自分という一人の人間を認めてもらうことである。石井氏はこの問いにこう答えます。

 私たちは一人の特別な存在として認めてもらえたときに、幸せだし、安心できる。だから、そういうことを感じさせてくれる場所が好きだし、人が好きだし、仕事が好きなのです。

 最近の悲惨な犯罪を見ると、それらの犯罪者はそういう場所を持てなかったのではないか。自分の存在を認めてもらうために罪を犯したのではないか。

 第3話はこの観点から、会った人とラポールを一発で築ける秘密のテクニックを公開します。

 寸劇の舞台は、とある会社の応接室。自社製品を売り込みたい営業マンと、その会社の女性経営者が登場します。営業マンは自社製品のアピールばかり。経営者の方は「それがうちの会社に何のメリットがあるのか」を知りたがっており、商談が難航しています。

 往々にして、私たちは自分がやりたいことだけを相手に押し付けるばかりで、相手が求めていることや、相手がどう感じるかに関しては何も考えていない。

 このことは、相手のことを認めていないことなのです。相手がかけがえのない存在であることを伝えられれば信頼関係が築けます。そのテクニックとは・・・

 「○○○さんて、何か、とても興味深い人ですね」

 こう言えばいいのです。もう一度繰り返します。

 「○○○さんて、何か、とても興味深い人ですね」

 さらにもう一度。

 「○○○さんて、何か、とても興味深い人ですね」

 こう言うと、相手が「何が?」と聞いている可能性が高いです。そうしたらこう答えます。

 「うまく言葉にできないのですが、なぜかとっても興味を惹かれるんですよ」

 大切なのは何に興味を惹かれるのではなく、その人そのものに興味があるかどうかなのです。理屈があって、だからあなたを認めるというのではありません。

 あなたは○○○をやってきたから、○○○というところがあるからという条件が付いてしまうと、途端に冷めてしまいます。

 相手に興味を持っていれば、放っておいても人間関係はうまくいきます。興味がない人には、何を言っても伝わりません。しかし、「興味がある」と言ってあげれば、相手も喜んでくれますし、相手に対して興味を持てるようになるのです。


■ 終幕~ふたたび西暦2050年~

 最後のパートはふたたび2050年の世界。入手したDVDを見終えた人達が、内容を振り返りながら、感想を述べています。

 最後に石井裕之氏の言葉で閉幕となります。

 欠点というのは克服するのではなく、切り捨てるものでもない。欠点は、愛し、認めることにより、善なるものへと昇華させるものである。


<教材情報>
石井裕之「モチベーションライブ『心のブレーキ』の外し方 - Destiny 2008」
DVD2枚+台本1冊+PMガイドブック

参考URL:フォレスト出版

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月24日 (月)

石井裕之「『心のブレーキ』の外し方 DVD」を見て(3)

Photo


 今回は第2話の紹介をしていきます。


■ 第2話~与える喜びを知る~

 第2話では、人間関係がものすごく良くなって、人から好かれて、人が集まって来て、友達がたくさんできるようになるコツがわかります。ここで学ぶコツを理解し、繰り返し続けるかが鍵となります。

 第1幕は、お馴染み(!?)カフェ潜在意識。

 ここに新入りの店員の可愛らしい女性が登場するのですが、お客がお金を払おうとしも、なぜかそれを受け取ろうとしません。本人曰く、「お金なんていらない。お客様に喜んでもらうことが第一」とのことですが、お客にとっては不可解です。

 石井氏は子供の頃、一緒に遊んでくれる友達に対し、自分なんかとわざわざ遊んでくれて申し訳ないと思っていたそうです。そういった思いから、お金も自ら出していたということです。

 自分には価値もない。何かしてもらうのは申し訳ない。そういう考えを持っている自分は何て謙虚なんだろうと思ったそうなのですが、大人になって、こんな傲慢な態度はないと気付いたといいます。

 カフェの話に戻ると、なぜ相手が払おうとしているのに、拒絶してしまうのでしょうか。もらって申し訳ない、気を遣ってもらって申し訳ないと思ってしまう。

 これは自分のことしか考えていない人の発言に他なりません。相手の立場に立つと、ものの見方が変わってくるでしょう。

 ここで第2幕。先ほどの女性店員が、コンタクトレンズを落としたという人に出会います。そして、一緒に探し始めます。はっきり言って、ベタな展開です。

 その店員は運良く見つけ出し、相手から「ありがとう」と感謝されます。ありがとうと言われてドキドキした。こんな私でも誰かの力になれるんだ。何かしてもらうよりも、何かしてあげた方が嬉しい。そんなことを思うわけです。

 人間というのは与える側になってはじめて満たされるものです。しかし、それが相手から拒絶されたらどうでしょう。先ほどのカフェの、お金を払いたいと思っているお客が、店員から受け取りを拒否されたという場面ですね。

 相手の親切を拒絶するということは、相手の与える喜びを奪っているのです。

 与える側は相手の喜んでいる顔を見たくて与えるのです。ですから、素直に喜べばよい。それが、タイトルにもある「与える喜びを知る」というわけです。

 自分が人の役に立っていると思うと、自己重要感がわいてきます。それは、「自分の居場所がある」と言ってもいいでしょう。人間はそんな自分の居場所が欲しいものです。

 自分が欲しいということは相手も欲しいということ。相手に、そういう場所を作ってあげる、与えてあげるのです。

 みなさん、人から何かしてもらうのが上手な人になりましょう。

 ささいなことでも喜んであげる。それが何よりの相手へのプレゼントなのですから。


<教材情報>
石井裕之「モチベーションライブ『心のブレーキ』の外し方 - Destiny 2008」
DVD2枚+台本1冊+PMガイドブック

参考URL:フォレスト出版

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月23日 (日)

自己啓発書といえばこれ!〜スティーブン・R・コヴィー『7つの習慣』

【自己啓発書といえばこれ!〜スティーブン・R. コヴィー『7つの習慣』】

 ビジネスパーソンなら誰でも知っている(読んだかどうかは別として)、自己啓発書の名著です。わざわざ紹介する必要もないぐらいなのですが、ようやく最近読んだので取り上げます。

 そもそもこの本が名著であると知って買ったのが1年前。そのボリューム感に圧倒され、本棚に放置していました。この半分ぐらいの厚さなら取っ付きやすかったのですが・・・。未だにアマゾンのランキンの上位に入るぐらい売れていますが、果たしてどれぐらいの人がよんでいることやら。流行の『図解〜』が欲しい人もいるでしょうね。

 さて、私はいわゆる自己啓発書の類いをかなり読みましたが、本書はトップクラスの内容だと思います。薄っぺらいテクニックではなく、「成功」するための原理原則が丁寧に述べられています(本書の表現では、個性主義から人格主義の回復)。

 詳しい内容は読んで頂くとして、ざっと7つの習慣だけ挙げておきましょう。

 依存状態
 ↓
 (私的成功)
 第1の習慣:主体性を発揮する
 第2の習慣:目的を持って始める
 第3の習慣:重要事項を優先する

 ↓
 自立
 (公的成功)
 第4の習慣:Win-Winを考える
 第5の習慣:理解してから理解される
 第6の習慣:相乗効果を発揮する

 ↓
 相互依存

 バランスのとれた自己再新再生
 第7の習慣:刃を研ぐ

 分厚くて非常に取っ付きづらいですが、読む価値は十分過ぎるほどあります。本書には様々な具体的事例のエピソードがありますが、それらを片っ端から読むと時間がかかりますので、まずは飛ばしながらでもざっと通しで読んでみて下さい。そして、部分的にでも繰り返し読んで、日常生活に取り入れるのがいいと思います。


<書籍情報>
『7つの習慣 ― 成功には原則があった!』
スティーブン・R・コヴィー キングベアー出版 1996年

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月20日 (木)

石井裕之「『心のブレーキ』の外し方 DVD」を見て(2)

Photo_2


 今回は序幕と第1話について紹介します。(ネタばれしますので注意!)


■ 序幕~西暦2050年 未来集会~

 舞台は西暦2050年の日本。この時代になると、人々は名前を失い、全て11桁のシリアルナンバーで管理されるようになった。そのナンバーも、死んだら空番号となり、しばらくして新しい人に割り当てられる・・・。

 そんな中、「昔は自分らしい生き方ができていたのに・・・」と嘆く。昔は一人ひとりが、かけがえのない存在だったのだ。

 もうそんな時代に戻れないのか。絶望的な雰囲気が漂う中、当時の状況を知る手がかりとなるDVDを発見した。そのDVDとは2008年に開かれた「Destiny 2008」というイベントを収録したものだった。

 名前があった時代の、みんながハッピーになれる方法。その方法を知るべく、DVDを再生するのであった・・・。

 というような、寸劇がいきなり繰り広げられます。微妙な設定です。正直言って不要ですが、演出なので2回目以降見る時はカットすればよいでしょう。



■ 第1話~欲しいものがあるときは~

 舞台は「カフェ潜在意識」。ここは突っ込むトコロです。

 で、そのカフェにお客さんが入って来た。お客さんは「コーヒーのようなものを下さい」と注文(!?)します。マスターは困り果てて、「コーヒー・・・ですか?」と聞き返します。お客の方はいら立ちながら、「コーヒーじゃなくてコーヒーのようなものって言っているだろう!」と言います。何度かやりとりがあったあと、お客は店を出て行きます。「もういい!」と怒って。

 冒頭部分は、このようなお話です。あくまでもたとえ話です。

 要は、私たちは何を望んでいるのかが明確になっていない、どうなりたいか具体的になっていないから、潜在意識が理解できなくて困ってしまう、ということです。

 何を望むかを明確にすればいいのですが、どうしたらいいのか?

 明確にしても打ち消す心が出て来てしまう。これは潜在意識の現状維持メカニズムと関係があります。

 そこで、潜在意識に分からせるキーワードの登場。それは・・・

 「だ・ん・じ・て」です。(断じて)

 もう一度言います。

 「だ・ん・じ・て」です。

 くどいようですが、さらにもう一度言います。

 「だ・ん・じ・て」

 これを言葉の前に付ければいいのです。「断じて〜したい」とか「断じて〜する」というような具合にです。

 まさしく「人生はカフェのごとし」です。つまり、欲しいもの(例えばコーヒー)があるときは、欲しいと言えばいいのです。

 ちなみに、アニメ「魁!男塾」の主題歌「汚れっちまった悲しみに」の中にこうあります。「欲しいものは欲しいと云え」と。どうでもいいですね・・・。参考→YouTube

 大人になればなるほど物わかりが良くなってしまい、「断じて〜したい」と本気で思うことがほとんどなくなってきてしまいます。

 その点においては、子供に見習うべきです。あなたも経験あるでしょう? 欲しい欲しいと駄々をこねたことって。ああいう心を思い出すのです。


 今回はこれでお終いです。続きをお楽しみに!


<教材情報>
石井裕之「モチベーションライブ『心のブレーキ』の外し方 - Destiny 2008」
DVD2枚+台本1冊+PMガイドブック

参考URL:フォレスト出版

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月17日 (月)

石井裕之「『心のブレーキ』の外し方 DVD」を見て(1)

Photo

 これから数回に分けて、石井裕之氏の教材「モチベーションライブ『心のブレーキ』の外し方 - Destiny 2008」について取り上げようと思います。(タイトル長い・・・)

 このDVDは2008年6月29日、2,000人規模で品川プリンスホテルにて行われたイベントを収録したものです。

 これまでの石井氏は講演会やセミナーを多数開催してきましたが、今回は趣向を変えており、それがタイトルに「モチベーションライブ」となっている理由です。

 このライブでは石井氏の語りと、パーソナルモチベーター達による寸劇が交互に繰り返される形式となっており、ストーリーを通じて潜在意識に重要なメッセージが届くようになっています。

 広告ページには「約束します。このDVDを7回観てください。7回観れば、人生が変わります」とあります。まあ、人生が変わるかどうかは人それぞれではありますが、このDVDで語られるメッセージというのは人生にインパクトを与えるものであるといってもよさそうです。(もちろん、それらが実践できたら、ですけど)

 今回はとりあえず、DVDのチャプター構成だけ紹介しておきます。


●Disc 1
序幕〜西暦2050年 未来集会〜
Destiny 2008 〜Opening〜
第1話〜欲しいものがあるときは〜
第2話〜与える喜びを知る〜

●Disc 2
第3話〜ひとりひとりがスペシャル〜
終幕〜ふたたび西暦2050年〜
- Making Of Destiny 2008
- DMU Information


 それでは、次回をお楽しみに! ただし、ネタばれするので、購入予定の方は見ない方がいいと思います。


 以下、だらだら余談。

 このDVDにはボーナスが2点付いてきます。ボーナスといっても外側のケースに綺麗に収納できるため、まあ、付属品のようなものです。1つは、『パーソナルモチベーター オフィシャルガイドブック』です。小さな薄い小冊子で、パーソナルモチベーターとは何ぞや、という内容です。もう一つは『幻の台本(第一稿の原文のママ)』。文字通りのもので、薄い冊子になっています。あまり要らないなあ・・・。

 この商品は、2008年にちなんで、2008個限定です。フォレスト出版のメールマガジンには「残りわずか、急げ」のような文句で煽っていましたが、正直、そんなに売れるわけないよな〜と思っていました。案の定、未だに購入できます。だから、フォレスト出版は・・・。個人的に最近のフォレスと出版のやり方は好きになれないです。

 価格は19,800円。パッケージも豪華だし、妥当なのかな〜とも思うのですが、簡素なパッケージかつ付属品無しで、12,800円ぐらいだと買いやすいのに。寸劇に登場した、パーソナルモチベーター達には報酬がどれぐらいあったのか気になるところ。かなりの時間を稽古に費やしたと思われます。無給ということはない・・・かな?



<教材情報>
石井裕之「モチベーションライブ『心のブレーキ』の外し方 - Destiny 2008」
DVD2枚+台本1冊+PMガイドブック

参考URL:フォレスト出版

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月15日 (土)

とっても硬派な自己啓発書~フィリップ・マグロー『史上最強の人生戦略マニュアル』

 帯に「この"LIFE Strategies"は、間違いなく、私が最も栄光を受けた本の一つです」と大きくあります。今、大ブレイクしている勝間和代さんがこう書いてしまえば、そりゃ馬鹿売れですよ。

 最初は期待せずに読み始めたのですが、これがなかなか面白い。自己啓発書にありがちな、柔らかな感じは微塵もなく、まさに「楽観主義者」でも「悲観主義者」でもなく「現実主義者」になれという強烈なメッセージを放っています。

 分厚くて手にずっしりとくる重みもあり、まさに硬派な自己啓発書といってよいでしょう。

 さて、本書には序章として、「問題がひとりでに解決することは、絶対にない」という、いきなりずしんとくる見出しの後、10の人生の法則が語られ、最後に具体的な目標設定方法について説明されています。

 全体を通して色々なワークがあり、その都度、ノートに書いたりすることにより、理解が深まる形式となっています。

 ここで、この10の人生の法則をざっとまとめてみます。これにピンと来た方は買っても損はないと思いますよ。


人生の法則1:ものがわかっているか、いないか

もののわかった人間とそうでない人間。見分けるのは実に簡単。前者は、その分いい思いをしている。後者は、途方に暮れて挫折感を抱き、何かをなしで済ませているように見えることが多い。

わかっていなければならない「もの」は、時や状況に応じて変化するかもしれないが、重要な共通事項があるだろう。その「もの」が何であれ、世の中の仕組みを本当に理解すれば、知識と力を兼ね備えた人間になれる。


人生の法則2:人生の責任は自分にある

あなたは犠牲者ではない。そんな状況になったのはあなたのせいだ。あなたは、進んで自分の見方を変え、どんなにそれが困難で異常なことのように思えても、問題を抱えているのは自分だという事実を受け入れなければならない。

人生であなたがとった行動や選択が失敗であれば、あなたは責められるべきだといっているのではない。私はただ、あなたが選択をして、その行動をとったのだから、結果に対して責任があるのはあなただけだということを、認識してくれと求めているだけだ。

責任があるということには、良い面と悪い面の両方があると思う。悪い面は、あなたの重荷になることだ。良い面はあなたに選ぶことができるということだ。

あなたは今の人生、今抱いている感情、その感情に対する反応に対する責任がある。


人生の法則3:人はうまくいくことをする

気にもとめずに望ましくない行動をとるのは、あるレベルではそれがうまくいっていると感じているからだ。「うまくいっている」というのは、望ましくない行為に見えても、その行為から何らかの見返りを得ているということだ。

行動を選ぶと時、あなたは結果も選んでいる。「今すぐ」苦痛から解放される、あるいは「今すぐ」見返りを得るというのには、極めて強い力がある。

あなたは、人生の中で得ている見返りによって、自分の行動を形成している。見返りを見つけてコントロールしよう。そうすれば、自分自身の行動だろうと他の人の行動だろうとコントロールすることができる。


人生の法則4:自分が認めていないことは変えられない

時が経つにつれて問題がいい方に向かう、ということはない。あなたが認めていないことは、あなたがそれを認めるまで悪化していくだろう。

自分がしていることは正しいと、あなたが一抹の疑念も抱かず、100パーセント確信していようと、関係ない。うまくいっていなければ、変えるだけのことだ。

偶然の出来事など存在しないのだ。あなたは、選択や行動によって自分自身の経験をつくり出しているのである。

何が間違っているか自分自身に認めるのは、自分にプラスになる。

自分には変化を起こすという選択ができる


人生の法則5:人生は行動に報いる

行動は、人々があなたという人間を知る唯一の判断材料であり、これをもとに、あなたにほうびを与えるか罰を与えるか、人々は決める。

意思ではなく、「結果」に基づいて、自分の人生とその質を評価することからはじめよう。意図するところがよくても行動をともともなわなければ、何にもならない。

違うことを「する」ようになるまで、人生は何も変わらないだろう。あなたがたぶん、自分に問いかけなければならないのは、「今しないなら、いつするのか?」という質問だろう。


人生の法則6:事実なんてない。あるのは認識だけ。

人生に何が起きようと、その出来事をどう解釈するかは自分次第である、という事実を受け入れること。状況が持つ意味や価値は、実際には、あなたがその状況に持たせた意味や価値でしかないのだ。

大事なのは、こと認識に関するかぎり、望めば今とは「違う選択」をする能力が、あなたにはあるということだ。あなたは、物事をどう受け止めるか選ぶことができる。

過去の出来事を言い訳にしてはならない。

どんなものであろうと「過去」を認め、そのせいで自分の見方や認識、経験が歪んでしまったことを認識しなければならない。


人生の法則7:人生は管理するもの。癒すものではない。

問題を我慢するのではなく、解決することに力を注ぐこと。

答えのない質問に用心する。

約束を守ろう。自分自身との約束であろうと、他の人との約束であろうとだ。

人生を変えるためには、自分を変える必要がある。人生を本当に管理するということは、流れに身をまかせて生きるのをやめ、計画的に生きることである。


人生の法則8:私たちは自分の扱い方を人に教えている

人がそんな行動をとるのは、結果的に、どんな行動をとれば見返りがあり、どんな行動をとれば見返りがないかを、あなたが教えているからだ。

あなたの人生に関わっている人たちは、あなたを大目に見ているだろうか? あなたが敬意をもって彼らを扱わなくても大丈夫だと、彼らはあなたに教えてきただろうか? 二人の関係で、あなたが努力もせずに、のらりくらりとやっていても構わないと、彼らはあなたに教えただろうか?


人生の法則9:許しには力がある

恨みや怒りには大きな力があり、心にいったん入り込むと、関係すべてに影響を及ぼす。こうした感情は、本当にあなたを別人のようにしてしまう。

あなたやあなたが愛する人に対して罪を犯した人間を許すのは、相手のためではない。あなたのためだ。

誰かに傷つけられるより悪いこと一つある。それは、傷つけられたあとも、その痛みを引きずることだ。


人生の法則10:自分が求めているものを知り、要求する

本当に求めていることが、物や出来事でなく、それに絡む感情であることに気づけば、目標は、物や出来事から、それに関連する感情に変わる。

あなたは今以上のものを持つに値する人間だ。あなたは今以上のものを持つことができる。


<書籍情報>
『史上最強の人生戦略マニュアル』
フィリップ・マグロー 著/勝間和代 訳 きこ書房 2008年

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月14日 (金)

仕事の意味を見失ったあなたへ~喜多川泰『手紙屋』


『はじめまして、手紙屋です。
 手紙屋一筋十年。きっとあなたの人生のお役に立てるはずです。
 私に手紙を出してください』

 僕は目を疑った。
 手紙屋……って何だ?


 こんばんは、ユーイチです。

 今日ご紹介する本は、自己啓発的なエッセンスを盛り込んだ小説です。小説仕立ての自己啓発書といってもいいかもしれません。

 就職活動の波に乗り遅れ悩んでいる主人公が、書斎喫茶「書楽」で、偶然にも「手紙屋」の存在を知ります。この「手紙屋」と十通の手紙のやり取りをしながら大切なことを学んでいく、というお話です。

 手紙のテーマは次のようになっています。

 一通目の手紙『物々交換』
 二通目の手紙『あなたの称号』
 三通目の手紙『天は自ら助くる者を助く』
 四通目の手紙『思いどおりの人生を送る』
 五通目の手紙『ある人の人生』
 六通目の手紙『自分に向いていることを探さない』
 七通目の手紙『急がば回れ』
 八通目の手紙『あなたの成功は世界を変える』
 九通目の手紙『自分を磨き、行動する』
 十通目の手紙『人生の始まり』

 大切なことがぎっしりと詰まっていて、就職活動中の学生だけでなく、仕事をしている人は一読する価値はあると思います。また、物語の方も「手紙屋」が誰なんだろうと推理しながら読むとより楽しめます。そして、何と最後に・・・これは読んでからのお楽しみです。
 
 青空の広がった都市の写真が美しく、紙の手触りが優しい装丁がとても良いですね。中にもカラー写真のページがありますし、物語に実際出てくる「あるもの」が挟み込まれています。これは、前作の『君と会えたから・・・』にもあったサプライズです。こういった小さな演出も、この本の魅力を高めています。この著者自身が本を愛しているんだな、と思いました。


<書籍情報>
『手紙屋~僕の就職活動を変えた十通の手紙~』
喜多川泰 ディスカヴァー・トゥエンティワン 2007年

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月12日 (水)

これぞ成功哲学の王道~『お金と人生の法則 ナポレオン・ヒル名言集』

 今回紹介するのは市販の書籍ではなく、株式会社エス・エス・アイで無料配布されている小冊子です。もちろん同社のプログラムの広告が目的ですが、その広告は後ろの10ページだけで、本文が100ページほどなので良心的です。おまけに市販の書籍のようにカバーまで付いています。

 本の構成は、見開き2ページでナポレオン・ヒルの名言とその解説を行うシンプルなものとなっていて、それを大きく4章に分けています。その内容はまさに成功哲学の王道というべきものです。色々な自己啓発書に散見されるような言葉がぎゅっと1冊に凝縮された、という感じです。

 以下、私が気になった言葉(トピック)を抜き出してみます。


豊かさの原点は心構えから始まる。
人間が自由にコントロールできるのは、自分の心構えだけだ。積極的な心構えは、すべての豊かさの原点になる。

チャンスは姿を隠してやってくる。
チャンスはいつも意外なところからやってくるという皮肉な習性がある。したがって人々はそれを見逃してしまうことが多い。

人間は自分が考えているような人間になる。
あなたが日々、考えていること。つまり、思考にはそれを現実化しようとする衝動が秘められている。

失敗の最大の原因は、決断力の欠如にある。
決断は素早く、変更する場合は慎重に時間をかけて行うこと。優柔不断は誰もが克服しなければならない大敵である。

最初の計画が失敗したら、次の計画で勝負したらいい。
それもうまくいかなかったら、またすぐ次の計画に着手する。何度でもうまくいくまでそれを繰り返せばいい。

あなたが失敗する理由は、一日延ばしの習慣にある。
人生での失敗で大きな部分を占めるのは、「時間を延ばしている態度」にある。先に延ばす必要など、どこにもない。

勤勉と正直、努力だけで富を築くと信じているなら、とんでもないことだ。
「目標を明確にする」ことと、「完全な計画を立てる」こと。あなたが求める富は、この中に見つけることができる。

あと1センチ、余計に進むこと。
成功は脳力や環境で決まるものではない。やらなければならないことに、プラスアルファをつける習慣があるかどうかで、決まる。

あなたに合った仕事があなたを成功へ導いていく。
生まれながらに怠惰な人間というのは、存在しない。怠惰に見える人たちは、自分に合った仕事を見つけられないでいる不運な人たちなのだ。

忍耐力の不足は、習慣によって改められる。
忍耐力とは、何もせずにじっと耐えるという意味ではなく、耐えながらも積極的に行動するということである。


 当たり前ですが、無料配布ではありますが、個人情報を知らせることになります。それを考慮に入れた上で、欲しい方はぜひ申し込んでみてください。(まあ、変な勧誘の電話とかメールとかはないと思いますが)


<書籍情報>
『お金と人生の法則 ナポレオン・ヒル名言集』
 ナポレオン・ヒル財団アジア/太平洋本部
 無料配布 → http://nh-hss.jp

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2008年11月10日 (月)

ダントツ企業実践オーディオセミナー10月号 小野隆弘氏

B20081110_01

 今月号のダントツ企業実践オーディオセミナーは、IPOソリューション 代表取締役社長である小野隆弘氏を迎えての対談です。タイトルは「今こそ、上場エスカレーターに乗り込め!」です。

 おさらいですが、IPOとは "Initial Public Offering" の略で、新規株式公開のことです。

 小野氏は、楽天、エイベックス、日本トイザらスをはじめ、50社以上の審査を経験している、日本でめずらしいキャリアの持ち主です。普段はあまり耳にすることはない上場にまつわる話に、思わず聴き入ってしまいました。

 今回は上場というテーマで、いかにも経営者向けであるようにも感じますが、時代の流れや社会の仕組みを知る上でも、ぜひ広く聴いて欲しい内容だと思います。

 以下、冒頭30分ぐらいの内容のまとめです。


上場審査ではあらゆることを調べるが、その中でも「反社会勢力との関わりがないか」が出発点(反社会勢力とは暴力団、右翼、経済犯罪を犯しやすい団体)。上場すると大きく儲けられるため(キャピタルゲイン)、それらの団体の資金源になるのを防ぐ必要がある。

一時期インターネットベンチャーがたくさん上場していた時期からすると、現在はもう「魔法がとけた」状態。しかし、これから本物の会社が上場するチャンスであり、そういう意味においては、今こそIPOすべきである。

日本のグローバル化のためには、会社が儲かるよりも先に、まず社長に儲かってもらいたい。ビル・ゲイツのような健全なお金持ちを目指して欲しい。

上場には経常利益1億円ぐらいは必要。売上は業種により多様なので判断基準にならない。

上場する時に経常利益3億円出せる見込みがあればいい。1億出ていて、3億出せそうなタイミングが上場するとき。3億で伸び悩んでいる会社は、逆にIPOに向いていない。要するに、「成長期」にある会社がよい。

経常利益1億円ぐらいならば、社長のワンマン経営でも可能。3億円となると、きちんとした組織を作る必要がある。3億まで到達すれば、本物になるステップが踏み出せる。

IPO審査の最終的な段階では、外部(取引先や外注先)へのヒアリングを行っている。会社の数字より、社長の人柄や資質が重要なポイントで、定量化できるものだけが判断材料になっているわけではない。

IPOにより、信用力が付く。その結果、大企業とも付き合えるようになる。

売上により、属する経済階級が変わってくる。


<教材情報>
ダントツ企業実践オーディオセミナー2008年10月号
「今こそ、上場エスカレーターに乗り込め!」
IPOソリューション 代表取締役社長 小野隆弘 

参考情報:神田昌典公式サイト

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月 8日 (土)

ワクワク系マーケティング実践会情報誌 Vol.102 からの気づき

 今日は、ワクワク系マーケティング実践会の情報誌を読んでの気づきを挙げていきたいと思います。会員限定の情報誌であるため、あまり突っ込んだ具体的な内容については書けませんので、ご了承下さい。

1.「型」の大切さ

 多数の著書がある小阪裕司氏ですが、学位論文を提出したところ「論文とは言えない」と厳しく評されたという話がありました。

 世阿弥の『風姿花伝』の中に、「守破離」ということが書かれていますが、最初のステップは教えを忠実に体現することが必要です。ビジネスにおいても、まずは技や型というものを修得し、それから独自性を発揮するというステップが必要でしょう。

2.外化するということ

 「外化」とは、自分の中にあるものごとを、話したり書いたりして外に出すことをいいます。ビジネス書を読んだり、セミナーに出席したりしてもそのままでは意味がありません。実践という「外化」をしないと身に付かないのです。

 チームで仕事をしている場合は、みんなで外化することにより、一人でやるよりももっと大きな学びとなります。これを定期的に行い、「学びの場」を作ることが大切です。

3.抽選会について

 みなさん、商店街の抽選会ってどんなイメージですか? 高額商品なんか当たりっこなく、いつもティッシュとかあめ玉ばかりという感じがしませんか?

 今号の事例の中に、抽選会の成功例があったのですが、「顧客との関係性を築いていれば、景品がささやかであっても問題ない」ということが分かります。(ささやかといっても、ティッシュとかあめ玉ではもちろんありません)

 金銭的な問題でなく、いかに顧客コミュニティのメンバーに楽しんで頂くのかという観点が大切です。むしろ、そういう機会ならば、ささやかな方が喜ばれるでしょう。高価なものだと貰うとかえって負担です。

 この事例でもう一つ印象的だったのは、「~円以上お買い上げの方」という制限がなく、誰でも参加できるということ。これも、まさにお客さんとの良い関係が築けている証拠だといえます。

4.見えているようで見えていない

 店頭に大きなPOPを置いたとしても、常連のお客や買う物を決めて来ているお客には、見えていなかったり、見ていなかったりします。

 脳の意識上での情報処理量は限られているため、重要でなさそうな情報は意識からシャットアウトする力が働くためだと考えられます。

 私たちはPOPを作り込んだり、陳列を一工夫するのに一生懸命で、それを当然お客が見てくれると思い込んでいるのではないでしょうか? だから、売れないと安易に「商品が悪い」とか「価格が高過ぎる」と決めつけてしまうのです。

 お客さんが何一つ見ていない、意識していないケースもよくあることだと肝に銘じておく必要があるでしょう。

5.状況に埋め込まれた学習

 ワクワク系における実践は、実践すなわち学びなのです。このような、実践そのものが学びになるやり方を、学習科学の専門用語で「状況に埋め込まれた学習」といいます。ワクワク系としては理想的なやり方です。

6.お客さんと一緒に何かを楽しむ

 オリンピックやプロ野球、ワールドカップ、高校野球などのイベントがあるときは、お客さんと一緒に楽しむ絶好のチャンスルです。ぜひ何か企画してお客さんと盛り上がりましょう。

 地元出身の選手が活躍していたりする場合の応援はやりやすいでしょう。メディアの活用も有効。地元紙やフリーペーパーはネタに困っていることもあるので、呼べば取材に来てくれることもあるでしょう。


<教材情報>
WITS JOURNAL Vol.102 (2008.10.10)
ワクワク系マーケティング実践会
「感性」のマーケティング&マネジメント実践情報誌

参考情報:オラクルひと・しくみ研究所

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月 6日 (木)

「月刊・石井裕之」創刊号のまとめ(3)

B20081106_01

 こんばんは、ユーイチです。

 今日は「月刊・石井裕之」創刊号のディスク2、「エキスパートに学ぶ!スペシャルゲスト・ひろさちや氏」のまとめです。ひろさちや氏は宗教評論家で、1936年大阪府生まれ。今月のテーマ「自由であること」と関連した内容になっています。


美味しいものを食べるのと美味しく食べるのは別。「美味しいものを食べる」は欲求を満たすものが外にあるため、不自由な考え方。「美味しく食べる」のは自分の内にあるため、自由な考え方。

自由とは自分に依る、多くの人は世間に依る。(世間のものさし)

昔話「したきりすずめ」で、おじいさんは小さなつづらを持ち帰り、宝物を手にする。一方、おばあさんは小さなつづらを持ち帰り、中から化け物がでてくる。実は大小両方とも宝物が入っているのではないか。おばあさんは要求水準が高すぎたため、化け物としただけである。

自分のものさしでものをみるのが自由ということ。

自分のものさしが分からない、自信がない。→ 仏様のものさしでものを見ること。自分のものさしを持たない。仏様のものさしとは目盛りのないものさし(ものさしなど不要、何だっていいということ)。

未来、過去に振り回されず、今この瞬間を生きること

解決できない問題を解決しようとしてはいけない。

楽しむ必要もない。悩んだっていい。ありのままでいい。(今のままでしかない)

どんな問題があっても、どんなときでも「なむそのまんまそのまんま」と唱える。「なむ(南無)」とはサンスクリット語で「おまかせします、帰依します」という意味。

世の中が良くなることはない。良い世の中とは何か。100人が100人とも良いと思う世の中なんて作れない。

「私はしょぼくれて生きる権利を主張したい」


 ひろさちや氏は宗教評論家だけあって、仏教的な観点で語られました。一歩突き抜けて、悟りの境地、涅槃というか。本人曰く、「ひろさちやはうどん屋の釜」とのこと。すなわち「ゆ(湯)ーばかり」というわけ。言うのは簡単でも、やるとなると難しいということですね・・・。

 ひろさちや氏の著書は、書店で見かけたことがありましたが、読んだことはありませんでした。ちょっと興味を持ったので、今度何か読んでみようと思います。

 さて、これで「月刊・石井裕之」創刊号の紹介はこれで終わりです。第1号は2009年1月送付予定ですので、届いたらまた取り上げていきたいと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月 5日 (水)

「月刊・石井裕之」創刊号のまとめ(2)

B20081105_01

 今日は、「秘伝直伝! コールドリーディング講座(第1回)」のまとめです。「今月のメインテーマ」では精神的な、じっくり考える内容になっているのに対し、このコーナーではテクニック的なことを扱います。


コールドリーディングとは、初対面の相手に対し、心の中を読み取ったかのようなふりをする話術のこと。もともとはニセ占い師のトリックであったが、日常の人間関係をプラスにするためにも使える。

詐欺師は、だます前に信頼させる。「私のことを分かってくれている」と思わせる。

見た目の印象と違うことを言うことによって、相手に「おっ」と思わせることができる。

例えば、明るくて元気な女の子とがいたとする。「みんなから好かれて、友達がいっぱいいそうだね」というのではなく、「実は心の中にどんなときにも孤独を持っていますね」と言う。つまり、「深いところまで見てくれているかもしれない」と思わせることができる。

人間は、自分のことをシンプルで割り切れるものではなく複雑だと思っていて、そこをついてもらえると嬉しいもの。よって、信頼関係を築きやすくなる。

コールドリーダーは、他の人が言いそうなことを言わないようにすること。見た目の印象と逆のことを言うこと。ただし、あまり的を外したことは言わない。

そういうと、「嘘をついている」と感じる人もいるかもしれないが、表面に出ていることだけが本当のことなのか? 表面だけでなく、相手の中にはあらゆる要素が存在する。


 今回は初回ということで、具体的なテクニックではなく、概論的な解説でした。次回からは具体的なテクニックが取り上げられるでしょう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月 3日 (月)

「月刊・石井裕之」創刊号のまとめ(1)

B20081103_01

 おはようございます、ユーイチです。

 「月刊・石井裕之」の創刊号の重要事項を抜き出してみました。すでに聞いた方は、おさらいにご活用下さい。聞いていない方は、どんな内容かイメージするのにお役立てください。

 今回は「今月のテーマ:自由であること」のまとめです。


全ての悩みや問題は不自由から起こる。

現代における成功とか幸せの秘訣は自由であること。自由ということを理解しなければ幸せになれない。自分自身の自由を知ることが課題。

幸せでないと感じたり、何か物足りないと感じたりするのは、制限によって縛られているから。その制限を外していくことによって自由になれる。

「今までできないと思っていたことがやってみたらできる!」という気づきを積み重ねることによって、自由に向かって進んでいける。

石井裕之氏の金運アップのきっかけ → 「現代におけるお金の意味とは、物質界における自由の表現である」ということが分かったから。自由でない人にはお金が入ってこない。お金が入ってこない人は実は自由になることを恐れている。

美味しいものを食べるのと、美味しく食べるのは別のこと」 → ひろさちや氏の言葉。美味しいものを食べるというのは外側も問題であり、自由ではない。美味しく食べるというのは自分の問題だから、自由である。

「やりがいのある仕事をするのと、やりがいをもって仕事をする」ということも同様。

ある外的な条件が整わなければハッピーになれないということは、ある外的な条件に執着している。すなわち、自由でない。

今、あなたの持っているもの、やっている仕事、付き合っている人など、その中に幸せを見出すしかない。見出せないというのは自由を放棄している。

小さいものに見出すということは、大きなものにも見出せる。 → 「足るを知る」の意味

「もし何でも叶うなら何をするか」の問いにあなたは何と答えるか(この人生で実現させたい本気のものだけ)。その挙げたもことのなかで、誰かの許可がなくてもできることがどれぐらいあるかで、自由であるかが分かる。

誰かの許可が必要なものというのは、自由な考え方でない。例)大学に入学する → 不自由、大学にチャレンジする → 自由。

自分がやりたいことが、他人の自由を奪わずにできるかどうか? 自由を尊重するということは、まわりの人の自由も尊重しなければならない。

自由であるということは、人のせいにできず、自分で責任を負う必要がある。


 いかがだったでしょうか。創刊号ということで、今後の流れの源流となるような、石井裕之氏が一番伝えたい本質的なことが取り上げられました。

 私は以前に比べれば自由な考え方ができるようになりましたが、まだまだだなと感じました。それと、「お金とは物質界における自由の表現である」とはなかなか理解しがたいというか、ピンと来なかったですね~。だから、経済的に自由になれないんですかね。

 あと2回に分けて、レポートします。お楽しみに。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月 2日 (日)

本田健「自分の幸せに責任を持つ」教育講演会 2回目(2)

※パート1からの続きです。

外部ボランティアの位置づけ
・人格的には?
・パーソナリティチェック
・選ぶ基準
・誰が選ぶのか?
・週1回か月1回か
・やってもらうこと

SVSをサポートする人の種類
・SVSの創立メンバー
・フルタイム有給スタッフ
・ボランティアスアッフ
・ボランティア事務作業メンバー
・SVSの経済支援メンバー
・まわりからの応援団(ブログ、講演、著作等)
・両親としてサポート

スタッフ
・SVSのスタッフを世界で一番やりたい仕事だと考えている人(子供たちを主役にできる)
・収入は引くてもよい(パートナーが支えてくれるなど)
・子供の成長とともに自分も成長できる
・新しいことをやるのが好きな人
・まわりの批判、感情の爆発にも耐えられる

両親像
・教育にはこれしかないと思っている
・自分がこういう学校に行きたかった
・10年間コミットしてやってみたい(SVSは片道切符。一度入るともう二度と普通の人生は生きられない。ハイリスクに耐えられるか?)
・静かに子供の成長を見守れる
・子供の本質を信頼できる
・学校、子供を経済的なサポートができる

子供
・自由と責任を理解している
・自分にとってSVSが合うと感じている
・自分が何をやりたいのかをベースに生きたいと考えている
・コミュニティのルールを尊重できる

これからのスケジュール(東京&八ヶ岳)
 2008年11月・12月 創立メンバー選び
 2009年1月 ビジョン・システムづくり
 2009年3月 小冊子づくり
 2009年4月 スクール開校

創立メンバーの選出
・創立メンバーの相性で決める
・学校のビジョンを共有すること
・スキルと才能
・パーソナリティー
・宗教観と人生観
・多くても10人を超えないこと

創立メンバーは・・・
・経済的、感情的、時間的な余裕がある
・常にビジョンを持ち続ける人
・学校を永くサポートできる
・未来の教育のビジョンを持っている
・社会的に多くの人から応援される仕組みづくり

創立メンバーになれない人
・日本の教育を変えたい
・子供たちに癒されたい
・何か人の役に立ちたい
・自分が行きたかった(強すぎると説教じみてくる)
・子供たちを何とかして欲しい

 サドベリスクールの本質であり、小冊子のタイトルにもしようと思っていること、それは「自分の幸せに責任を持つ」とのこと。

 私が子供の頃は、詰め込み教育一辺倒で、テストの結果が重視されていました。これからは、サドベリスクールほど自由なものでなくても、時代の流れに合うような教育がなされるように変わってくれればと思います。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

本田健「自分の幸せに責任を持つ」教育講演会 2回目(1)

 昨日、本田健さんの第2回目「自分の幸せに責任を持つ」教育講演会に行ってきました。会場は今回も南青山のホテル フロラシオン青山です。

 前回は「そもそもサドベリースクールとは何か」といった基本的なことについてのお話でしたが、今回は運営に関することなど具体的な事項が中心でした。

 講演会というと基本的に話を聞くだけですが、今回は椅子を少し動かしてグループを作り、いくつかグループワークを行いました。ただ聞いているだけよりも、色々気づきがあって良かったです。

 また、前回よりも質疑応答時間が多く取られ、実際にサドベリースクールをやりたいと思っている人、子供を行かせたいと思っている人を中心に、活発にやりとりがなされました。

 以下、メモしたものの一部を抜き出しておきます。参考にご覧ください。

保護者の役割
・子供を信頼する(子供には子供の運命があって、自分でその運命を切り開いていくだろう)
・社会の窓口
・モデルの一つ
・コントロールはしない
・ガイダンスを与える(家庭内はデモグラッティクでない方が子供は安心する場合がある。ガイダンスがないと、規律を守れなくなる)

スタッフの役割
・基本は「見守る」
・生徒の状態をいつでも見ておく
・生徒と向き合う
・子供の自治を助ける
・先輩としてのガイダンス

学校の土地・建物
・親が安心できる環境
・シンプルな施設
・楽しく、自由になる環境
・安全で清潔
・好奇心をかき立てる場所

学校の場所
・交通の便のいいところ
・周辺に危ない環境がないこと
・サドベリーバレースクール(以下、SVS)のイメージがそこで決まる
・十分なスペースがあること(2~3部屋、5~10人ぐらいから)

お金について
・授業料でまかなうのが基本
・スタッフの人件費およびスクールの家賃・ローンが主な経費
・プレス収入(CD, DVD, 講演会など)
・寄付

スタッフの報酬
・デモグラティックスクールの平均は月5万円程度
・学校の方針によって決まる
・社会主義 vs 資本主義
・有給スタッフとボランティアスタッフ

運営の主体
・デモグラティックスタイル(スタッフ・生徒が一人一票、イメージとしては国を作る感じ)
・スタッフ、生徒が全て決める
・信託委員会(学校の資産関係)
・主権はスクールミーティングに
・リーダーシップは自由

許認可等について
・フリースクールの位置づけ
・不登校で学籍だけ置く
・カリキュラムの定義
・いずれは学校法人も(規制緩和される必要あり)

(続く)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月 1日 (土)

「アンプラグド〜遺書」商品購入者特典音声ファイルを聴いてみた

 2008年10月14日、東京国際フォーラムにて開催された石井裕之氏のライブ「アンプラグド~遺書」において、書籍や教材の購入者が特典として音声ファイルを入手できることになっていましたが、先日、その音声ファイルがダウンロード可能になりましたので、早速聴いてみました。

 パーソナルモチベーター養成講座の上級修了者アップデートセミナーを録音したもので、収録時間は約30分です。

 まずは前置きとして、テクニックと気持ちのバランスの重要性の解説がなされました。

 テクニックだけで接してくると冷めるので(誰にでも同じように接していると特に)、気持ちが必要。ただし、このあたりはバランスが重要であり、どちらかに偏り過ぎてはいけないとのことでした。

 メインテーマは、石井裕之氏の著書『心のブレーキの外し方』に仕込まれた「説得力を持たせる」テクニックについての解説です。

 普通はどんなことにも答えられるように、相手の反発や疑問に対する答えを用意しておきます。そして、これをもう一歩進めたのが答えです。

 それは、意識的に相手が当然抱くであろう疑問や反発をあらかじめ仕込んでおくというものです。あらかじめ仕込んであるわけですから、答えは当然用意されており、そこに説得力が生まれます。

 音声ファイルは以上のような内容でした。特典だけあって時間が短く、ちょっと物足りない気がしましたが、内容としてはなかなか参考になりました。(ただし、それができるかはまた別問題なのですが・・・)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2008年10月 | トップページ | 2008年12月 »