ダメな自分にガツンと一発~栢野克巳『弱者の戦略』
今日ご紹介するのは、一風変わった熱いビジネス書です。
ここで言う弱者というのは、業界の中の弱者、後発組の企業、中小零細企業、新会社といったものを指します。これらがいかに既存の会社につぶされずに生きていくか、隙間を狙うかといったことがテーマとなっています。
本書で語られる内容のベースとなっているのが、経営コンサルタントの竹田陽一氏の専門である「ランチェスター戦略」です。まさに「小が大に勝つ戦略」といえるでしょう。
小さい規模の会社が大企業と同じやり方をやっていては、到底勝ち目はありません。一点突破のゲリラ先方的なやり方で戦っていく必要があるということです。
と、まあこう書いてしまうと普通のビジネス書なのですが、ユニークなのは著者の半生を赤裸々に告白したり、著者が「やずや」の創業者と出会い学んだこと、家族で世界一周旅行に行ったことなど、多岐に渡っています。
その分、やや内容が散漫で、構成にも若干難はあります。しかし、四十代でようやく転職に巡り会えたという著者の苦労話を読むと、自分も頑張らなきゃと、とても勇気が湧いてきます。
そして、著者は人生の成功は「夢×戦略×感謝」であると説いています。それぞれ個別に重要性を強調している人はいるものの、実はこの3つのバランスが取れていけないということです。
ビジネス書のくくりにはなりますが、読むと「やってやる!」という気になる、自己啓発的な内容も多分に含まれています。人生に行き詰まり感、閉塞感を感じている方は、ぜひ読んでみてください。きっと、何か得るものがあると思います。
<書籍情報>
『弱者の戦略 人生を逆転する「夢・戦略・感謝」の成功法則』
栢野克巳 経済界 2008年
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コメント
ありがとうございます!!
お互い、コツコツ頑張りましょう!
投稿: ベンチャー大学の栢野克己/かやの | 2009年1月 4日 (日) 01時46分